
しごと環境ENVIRONMENT
こころの花が大切にしていること
利用者さまと時間をかけて信頼を構築
言葉使い、姿勢、対応などを大切にしています。30~90分の訪問時間、利用者さまとじっくり対話ができ、症状や状況、環境などについて理解し、適度な距離間で信頼関係を築くことができる現場です。週に3回まで訪問の機会を持つことがあります。

個性を存分に活かせる環境
やりがいのある環境を大切にしています。利用者さまが求めること、かけてほしい言葉などは実際に現場に訪問している看護師にしか感じ取ることができません。キャリアを積み重ねても難しいことではありますが、その分看護師一人ひとりの裁量が広く、やりがいに感じる方も多いです。

スタッフや職員の健康
職員一人ひとりの花も大事に咲かせていただくことを大切にしています。こころの花が発揮できるのも職員一人ひとりの力があってのことです。職員がいつも笑顔で仕事ができるよう、職員の想いや希望に対してアンテナを張り、こころの花で働くことに満足してもらえることを心掛けています。

関係機関との連携
利用者さまの生活が良くなるために各機関との連携を図っています。看護経験と知識を備えた看護師が在籍するだけでなく、関係機関との連携も強く、難しい状況においても最善の方法で取り組める環境が整っています。

ワークライフバランスの維持
こころの花は他の訪問看護と異なり、基本的には夜間対応がないため定時で帰宅できることも多いです。病棟では夜勤で生活が不規則になりがちですが、こころの花は日曜日+毎週ご希望の日がお休み、1時間単位で有給申請ができますので、メリハリをつけたワークライフバランスを維持することが可能です。


視点が変わることで築けた信頼関係と充実感
これまで精神科病院で看護師としてやってきて、今回が初めての在宅看護となる。病院では治療や退院を目指す患者さまのフォローを中心にやりがいを感じていたが、どこかで流れ作業になったり、自分が思う看護ができない事に対して不満を感じていた。訪問看護では病院とは全く違う利用者さまやご家族との距離間や精神疾患の症状などに初めは戸惑い、恐怖心を感じる事もあった。
初めは手探り状態であったが時間をかけて利用者さまの話を聞くことで病状や生き辛さを理解することができた。同じ病気でも1人1人の症状は全く異なり、環境や家族構成、社会的背景など全体的に計画を立てることで個々に寄り添う看護ができるようになった。
自分の目線が病院の視点ではなく在宅(社会)の目線に変わったことで、少しずつ利用者さまの反応も変化し、信頼関係が構築できたのではないかと思う。信頼関係を築けたことが看護に繋がり、利用者さまのニーズに対して一緒に考えてステップアップを目指すという、やりたかった精神看護ができていることに充実感を得ることができている。また、これまでにない看護師としての自信もついたと感じていることは自分の中でとても大きいと思う。